近所のスーパーまで散歩してみた【やのさんぽ】

冬枯れた木と、古びたベンチ。

最近引っ越したばかりなので

ずっと香川県には住んでるんですが、結婚したり、仕事が変わったりで何度か引っ越しをしています。
つい最近も、自分のお店をたたんだのをきっかけに、引っ越しました。

日本一、面積のちいさい香川県ですが、けっこうエリアごとに特色があって面白いです。
今回すむことになったのは、高松の中心街から少し離れた住宅街。
その場所の空気感を感じるのは歩くのが一番。
ということで、1kmほど離れた近所のスーパーまで買い物がてら、散歩してみました。

いい感じの河川敷を発見

家をでて少し歩いたところに、広々とした河川敷を発見したので、そこをてくてくと歩いていきます。

用水路
用水路の藻がワサワサして可愛い
河川敷
河川敷にでた 桜の時期もよさそう

見切れてるワンちゃんはうちのじゃないです。
おじいちゃんが散歩させてたんだけど、ワンちゃんがすごい楽しそうだったのが印象的。
大好きなんだね、おじいちゃん。

そして、上の写真の右側に少し写ってるのが屋島。
那須与一が扇の的を射抜いた伝承でも有名です。
その奥には五剣山と、庵治石の採石場も見えます。

香川のダイヤモンドヘッド、屋島
香川のダイヤモンドヘッド、屋島
冬枯れた木と、古びたベンチ。
冬枯れた木と、古びたベンチ。

まだ家を出て10分くらいしか経ってないけど、けっこう写真をとりたくなる景色に出会いました。
香川は大きな川があんまり流れてないので、こういう「ザ・河川敷」みたいなのは貴重かも。

ああ、のんびりするねー。なんて話していたら、香川が誇る地元スーパー「きむら」に到着しました。
晩ごはんの買い物して帰りますね。

自己紹介と、初心表明のようなもの。

カンデラは光度の単位

はじめまして「カンデラマガジン」です。

あたらしくブログをはじめるにあたって、まずは自己紹介をしたいと思います。
僕の名前は矢野隼也。「やのじゅんや」と読みます。
1987年9月18日うまれ。この記事を書いてる時点では、三十路をすこし過ぎた31歳。
生まれたのは香川県の三木町という場所。高松市の東隣にある、人口が2万8千人くらいの町です。
学校やお仕事で岡山県と兵庫県にすこしだけ住んだ事はありますが、いまのところ人生の大半を香川県ですごしています。

ブログのタイトルにある「カンデラ」っていう言葉は、光の強さを表す単位です。
英語で書くと”candela”
ちょっと赤面しちゃいますが、地方を照らす灯し火、みたいなイメージでこの言葉を選びました。
響きもかっこいいし、耳馴染みもよくって気に入っています◎

カンデラは光度の単位
カンデラは光度の単位

愛すべきなんもないローカル

地方に住んでる人なら経験あることだと思いますが、自分の住んでる町を言い表す時に「なんにもないよ」って言うことがあると思うんです。
もちろん、その言葉のうらには地元に対する愛着があって、周りの人も「なんもないよねー」って笑ってたりします。

でもほんとに時々なんですが、トゲのある「なんにもない」に出会うことがあります。
その人は転勤で香川県にきたらしいんですが、ほんの10分くらいしか話してないのに3回くらい「香川県は何もない所だ」って言ってました。

僕はそういう人に会った時、この人ほんまになんも分かっとらんなー。って思います。(上から目線ですみません)

地方の町で過ごしていると、ふとした瞬間にこんな景色に出会うことがあります。
田んぼの中の一本道。古びた無人駅の駅舎。夜中に目が覚めた時の虫の声。
映画のワンシーンみたいな情景が、その辺にころがっています。
僕はこういうの、愛すべき「なんもない」だと思うんですね。

かといって田舎暮らしをしてる自覚があるかというと、そうでもない。
徒歩でいけるコンビニだってあるし、スーパーだって車で5分。
う〜ん、でもどんなにお世辞をいっても「都会」とは言えない。

田舎でも都会でもない、そんなありふれた地方都市を、僕は精一杯の愛情をこめて「ローカル」と呼ぶことにします。

ローカルで、ごきげんに暮らす。

日々の暮らし。料理。気の利いたお店。
このブログでは好きなものを徒然に綴っていきます。
そんな中で「ローカルな暮らし、わるくないなぁ」と思っていただければ嬉しいです。