休日はヒョイっと男木島へ。

男木島

瀬戸内の島で勉強会

このあいだの週末にお目当のイベントがあったので、瀬戸内海にうかぶ島、男木島(おぎじま)に行ってきました。
ちなみにそのイベントはこちら。
【男木島】Ogijima WordPress Meetup vol.3 【年末スペシャル】
WordPressという、ブログやホームページをつくるシステムの勉強会。
このブログも実はワードプレスで出来ています。
男木島に詳しい人たちが何人か住んでいて、定期的に開かれている勉強会。
島といっても高松からアクセスが良いので、ヒョイっと気軽に行ってきました。
そんな1日を綴りたいと思います。

まずは電車にとびのります

普段は自転車や車移動が多いけど、今日はめずらしく電車移動です。
香川のローカル鉄道「ことでん」に乗ります。

ことでん長尾線
時間ギリギリだったけど、なんとか写真とれた

ことでんは100年以上の歴史がある私鉄で、なんだかレトロな雰囲気。
休日のショートトリップ。旅情をかきたててくれます。
冬場にイスがあったかくなるところも、僕的には気に入ってます。

駅に着いたらすぐ港

さてコトコトことでんに揺られて、上り電車の終点「高松築港駅」に着きました。

高松築港駅
割と新しい駅舎

そこから、てくてくと歩く事2分くらい。

てくてく歩く
北へむかって歩きます

すぐにフェリー乗り場へ到着します。

フェリー乗り場
ちなみに男木島行きチケット売り場は建物の裏側

ここが高松のすごいところで、JRだったら「高松駅」ことでんだったら「高松築港駅」
主要駅のすぐ近くに港があります。
なので、地元の人はもちろん、観光客の方も割と気軽に島へアクセスできます。
来年は瀬戸内国際芸術祭もあるよ!

赤いフェリーで40分

男木島行きのフェリーは約2時間に1本。
チケットを買って待っていると、赤い船体が目印のフェリー「めおん」がやってきました。

めおん
左に写ってるのは小豆島行きの“オリーブライン”

めおんは割とちいさめのフェリーなので、徒歩の人も車とおなじ所から乗り込みます。
グイーンとフラップが開くので、そこからてくてく乗船。
高松港での停泊は20分弱くらい。
乗り込んでしばらくすると、ごごごごごっとエンジンの音がして出航します。

出航
しゅっこーう!

島と島の間をぬってズンズン進みます。
それぞれのフェリー会社ごとにテーマソングがあって、出航の時に流れるのも楽しい。
いい天気だなぁ、なんて景色を楽しんでいると、まずは女木島に到着。

女木島到着
女木島は桃太郎伝説の鬼ヶ島っていわれてます

このフェリーは、高松港→女木島→男木島、男木島→女木島→高松港、という感じで、ひとつのフェリーで3つの港を結びます。
だから名前も雌(女木)と雄(男木)で「めおん」なんですね。
島がたくさんある瀬戸内海ならではのスタイル。
男木島行きの人は間違えておりないで!
もう一回出港して、さらに20分。男木島を目指します。

男木島に到着。図書館へ。

さてさて高松港をでてから40分弱。
お目当ての男木島が見えてきました。

男木島
左に見切れてるのは先代めおん。今も現役で繁忙期には登場します。

ぽっかり浮かぶ島の斜面に、みっちりと家が建っています。
なんど見ても、すごいなーと思う景色。
当時の大工さん大変だったろうなーって。

さぁ、船をおりたので今回のイベントの会場になっている男木島図書館を目指します。

男木島の路地
手積みの石垣がすごい!

細い路地をてくてくと歩きます。
ちなみに男木島は、ほとんどが路地なので観光客の方は車で来ない方がいいですよー。
一度イベントで必要だったので車を乗り入れた事があるんですが、超絶な運転テクニックを強いられました。笑
見どころはギュッとまとまってるので、てくてく歩いて回りましょう。
男木島灯台だけは少し距離があるので、動きやすい靴と服装で。
ヒールとか履いてくると痛い目に会います。。

はい、そんな風におしゃべりしてたら着きました。
今回の目的地「男木島図書館」

先客の方の靴がお行儀よくならんでます

男木島図書館は私設の図書館。
古民家をリノベーションした空間はとても居心地がいいです。
普通の図書館とちがって、わいわいおしゃべりをしてもおこられないので、島民と観光客の方をつなぐ、コミュニケーションの場にもなっています。
みなさんそれぞれに、本を読んだり、お茶(図書館で注文できる)したり、庭で日向ぼっこしたり、思いおもいに過ごします。
そんな場所で、今日はWordPressの勉強会。

なんともゆるい写真

今回は年末と言う事で忘年会も兼ねて、みんなで一品ずつ持ち寄りました。
完全に年末の親戚状態です。
ITの勉強会なのにほとんどパソコン開かず。。笑
わいわい楽しく今年の振り返りや情報交換をしました。

楽しい時間はあっという間。お昼のフェリーで来たのにいつの間にか最終便の時間です。

男木島の夕日
男木の夕日は綺麗だ

慣れた感じでフェリーに乗り込みます。(内心、乗り遅れないか心配しながら)
無事に乗れたので夕焼けをパシャり。
寒い日でしたが船内は暖かくてウトウト。
気づいたら高松港でした。
あぁ、いい1日だった!

近所のスーパーまで散歩してみた【やのさんぽ】

冬枯れた木と、古びたベンチ。

最近引っ越したばかりなので

ずっと香川県には住んでるんですが、結婚したり、仕事が変わったりで何度か引っ越しをしています。
つい最近も、自分のお店をたたんだのをきっかけに、引っ越しました。

日本一、面積のちいさい香川県ですが、けっこうエリアごとに特色があって面白いです。
今回すむことになったのは、高松の中心街から少し離れた住宅街。
その場所の空気感を感じるのは歩くのが一番。
ということで、1kmほど離れた近所のスーパーまで買い物がてら、散歩してみました。

いい感じの河川敷を発見

家をでて少し歩いたところに、広々とした河川敷を発見したので、そこをてくてくと歩いていきます。

用水路
用水路の藻がワサワサして可愛い

河川敷
河川敷にでた 桜の時期もよさそう

見切れてるワンちゃんはうちのじゃないです。
おじいちゃんが散歩させてたんだけど、ワンちゃんがすごい楽しそうだったのが印象的。
大好きなんだね、おじいちゃん。

そして、上の写真の右側に少し写ってるのが屋島。
那須与一が扇の的を射抜いた伝承でも有名です。
その奥には五剣山と、庵治石の採石場も見えます。

香川のダイヤモンドヘッド、屋島
香川のダイヤモンドヘッド、屋島

冬枯れた木と、古びたベンチ。
冬枯れた木と、古びたベンチ。

まだ家を出て10分くらいしか経ってないけど、けっこう写真をとりたくなる景色に出会いました。
香川は大きな川があんまり流れてないので、こういう「ザ・河川敷」みたいなのは貴重かも。

ああ、のんびりするねー。なんて話していたら、香川が誇る地元スーパー「きむら」に到着しました。
晩ごはんの買い物して帰りますね。

自己紹介と、初心表明のようなもの。

カンデラは光度の単位

はじめまして「カンデラマガジン」です。

あたらしくブログをはじめるにあたって、まずは自己紹介をしたいと思います。
僕の名前は矢野隼也。「やのじゅんや」と読みます。
1987年9月18日うまれ。この記事を書いてる時点では、三十路をすこし過ぎた31歳。
生まれたのは香川県の三木町という場所。高松市の東隣にある、人口が2万8千人くらいの町です。
学校やお仕事で岡山県と兵庫県にすこしだけ住んだ事はありますが、いまのところ人生の大半を香川県ですごしています。

ブログのタイトルにある「カンデラ」っていう言葉は、光の強さを表す単位です。
英語で書くと”candela”
ちょっと赤面しちゃいますが、地方を照らす灯し火、みたいなイメージでこの言葉を選びました。
響きもかっこいいし、耳馴染みもよくって気に入っています◎

カンデラは光度の単位
カンデラは光度の単位

愛すべきなんもないローカル

地方に住んでる人なら経験あることだと思いますが、自分の住んでる町を言い表す時に「なんにもないよ」って言うことがあると思うんです。
もちろん、その言葉のうらには地元に対する愛着があって、周りの人も「なんもないよねー」って笑ってたりします。

でもほんとに時々なんですが、トゲのある「なんにもない」に出会うことがあります。
その人は転勤で香川県にきたらしいんですが、ほんの10分くらいしか話してないのに3回くらい「香川県は何もない所だ」って言ってました。

僕はそういう人に会った時、この人ほんまになんも分かっとらんなー。って思います。(上から目線ですみません)

地方の町で過ごしていると、ふとした瞬間にこんな景色に出会うことがあります。
田んぼの中の一本道。古びた無人駅の駅舎。夜中に目が覚めた時の虫の声。
映画のワンシーンみたいな情景が、その辺にころがっています。
僕はこういうの、愛すべき「なんもない」だと思うんですね。

かといって田舎暮らしをしてる自覚があるかというと、そうでもない。
徒歩でいけるコンビニだってあるし、スーパーだって車で5分。
う〜ん、でもどんなにお世辞をいっても「都会」とは言えない。

田舎でも都会でもない、そんなありふれた地方都市を、僕は精一杯の愛情をこめて「ローカル」と呼ぶことにします。

ローカルで、ごきげんに暮らす。

日々の暮らし。料理。気の利いたお店。
このブログでは好きなものを徒然に綴っていきます。
そんな中で「ローカルな暮らし、わるくないなぁ」と思っていただければ嬉しいです。