ローカルでごきげんに暮らす

みなさま、ごきげんいかが?じゅんやです。

「ローカルでごきげんに暮らす」ことをテーマに始めたこのブログ。ただでさえ更新頻度が少ない上に、ここのところ自転車に関する記事ばかりを書いていました。それは偏に、最近の僕にとって自転車が「ごきげん」なトピックだったからなのですが。それを上回る「ごきげん」な事があったので、みなさんにお知らせしたいと思います。

お店をはじめます

松並町の一軒家

以前やっていたお店「西浦谷フラット」の閉店から約3年半。やっぱりお店はやりたくて、状況が整うのを虎視眈々と待っていました。今回お借りする事になったのは、高松市松並町にある一軒家。前の家主さんが長らく焼肉さんを営まれていたとの事。今の家主さんに変わってからは賃貸に出して、僕が借りる直前はおでん屋さんが入っていたそうです。一軒家なのに飲食居抜きというレア物件!

入居直後の様子はこんな感じ

正直、まったく手をいれなくてもお店はできるくらいの状態です。しかし家主さんからも「中は好きにしてくれていいよ」とありがたい言葉もいただいたので、より居心地のいい空間にできるように現在工事中。自分たちのお店を、自分たちの手で作り上げていく、幸せな日々です。

まだ、はっきりとした事は言えないのですが、9月初旬のオープンを目指して作業を進めています。もし状況が許せば、8月中にプレオープン期間を設けたいなという思いも。最新の情報は、InstagramTwitterを通して発信していますので、ぜひともフォローお願いします。

インスタグラム @candela_magazine
ツイッター @kinagani_local

どんどんやるよー!

映画あんのようにうまくはいかぬ

年末になると妻の実家で餅つきがあります。例年は餅まるめ要因として馳せ参じていたのですが、今年はなんと、あん餅用のあんこを炊くという大役を仰せつかりました。香川県民にとって、あん餅は雑煮に入れるほどの好物。失敗は許されないわけですが、そこは私、映画「あん」を観て予てよりあんこ炊きには憧れておりましたから、イメージトレーニングは出来ております。はいはい、いいですよ。と安請け合いをし、一升瓶に入った小豆と、スプーン印の上白糖を、ででんと預かってまいりました。

参考にさせて頂いたのは、【きょうの料理】土井善晴さんのおはぎのレシピ。さすがは土井先生。さすがは天下のNHK。あんこの炊き方から、丁寧に書かれてあります。分量をみると、小豆と砂糖は1:1の比率になっている模様。預かってきた砂糖が1kgの袋でしたから、小豆も1kg使う事にします。年に一度の餅つき。少ないよりかは多い方がいいでしょう。ひとまず、豆が柔らかくなるまで、コトコト煮ていきます。

煮る前の小豆
煮た後のあずき

き・い・て・な・い

そんないけずな土井先生。。聞いてないですよNHKさん。煮た後の小豆が水を吸ってこんなにも膨らむなんて。ここに1kgの砂糖が加わって、爆量のあんこが出来上がりました。

フレームからはみ出るあんこ

まぁ初年度なので良しとしましょう。これから年末の恒例イベントとなりそうなので、来年までに大型アップデートしておきます。

木のもろぶたが渋すぎる

あぁ、今年もおわるなぁ。

三木の家:古道具屋さんにきてもらう 編

ひょんな事から譲り受けることになった、築60年あまりの三木の家。少しずつですが片付け作業を進めています。25年くらい前までは、散髪屋さんの店舗兼住居として使われていたので、当時の物がたくさん残っています。
タイムスリップしたようなその空間に残された、たくさんの物からは、職人としての丁寧な仕事や、元家主のハイカラな暮らしがうかがえます。あれもこれも魅力的で、おーとかあーとか、感嘆の声をあげながら片付けをしています。

捨ててしまうのは忍びないけれど、いかんせん物量が多くて自分の手には負えません。そこで、知り合いの古道具屋さんに引き取りに来てもらうことにしました。
やはりプロの仕事は速い!パパッと目利きをしつつ、どんどん物を掘り出してきます。ものの2時間くらいで、家の前がさながら青空市のような光景に。どういうふうに商品化するのか聞いてみると、お店や市場に出すほかに、輸出するものもあるそう。古いミシンや天然砥石は、また現役で使われるんだとか。ほえーっ。巡りめぐって必要なところに行くんですね。

さぁ、だいぶ片付いた。とはいえ、まだ10分の1くらい?
つづく。