田舎暮らしに、憧れ始めたマイレボリューション。

田舎暮らしがしたい言うたら、じゅうぶん田舎やん、と言われました。じゅんやです。いや、分かっているんです。そりゃ、東京や大阪とくらべれば高松は十分に田舎でしょう。だけど僕が思ってるのはもうちょっと田舎。たとえば、こんな景色がいつでも見られるような。

高松近辺に住んでる人の間には、「マチ」というぼんやりとした共通認識があります。コトデンの瓦町駅から片原町駅の間にずずいと繋がった、長いアーケード。その周辺のことを、街でも町でもなく「マチ」と呼んでいます。(アクセントは“マ”チです。)僕がいま住んでいる木太町あたりは、マチまで電車で8分、自転車で15分もあればサッと出れちゃうので、自分的には町中に住んでいるという意識なのです。とはいえ、さっきの写真の海までは小一時間も車を走らせたら行けちゃうし、ぜんぜん自然に飢えてるわけではない。だけどマチまで小一時間、自然まで自転車で、の方が僕にはあってるんじゃないかなぁ、と最近思いはじめたという感じです。

じゃあ、なにが僕にそう思わせたかと言うと、ほかでもない今回のコロナショック。今までは少し時間ができると、電車に飛び乗りマチに繰り出してました。そう、酒を飲みに行くのです。しかし、コロナ自粛でその楽しみも叶わなくなってしまった。そこで僕は工夫しはじめました。なんとか家で美味しいお酒を飲むために。たとえばこんな感じ。(ジョイ西村は僕のラヂヲネームである)

もうこうなってくると、「家でいい」「家がいい」となってくるわけである。となると、いままで住むところを決めるのにマストだった、「マチまで電車で出れる」という条件もとっぱらっていい、ということになる。そこまでいくと妄想族の僕である。庭に梅の木を植えて、とれた実で梅酒をつけよう。海へ出かけて魚を釣って、得意のアクアパッツァを振る舞おう。山へ入って猪をたおして、自家製ベーコンを作ろう。ほわんほわんと妄想をふくらませて、「田舎暮らし、やりたいことリスト」が10も20にも膨れあがっていくのでした。

とはいえ、理想と現実は違います。イメージの中での田舎暮らしは、自給自足でお金もかかんないって感じだろうけど、やはり何をするのにも初めはお金がかかるのが世の常。古家を買ったら修繕もしないといけないだろうし、今は夫婦で1台でまかなえてる車も、ひとり1台必要だろう。憧れの生活はもう少し先になりそうです。なので、今年はお金を貯めつつ、準備をすることにしました。

そう、資格取得です。「やりたいことリスト」を実行するのに必要な資格を今のうちにとっておくことにしました。勉強とか試験は学生のころぶり。頑張れるのか俺?いつかこのブログに自分で倒したイノシシの写真を載せる時がくるかも知れません。こうご期待。

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この記事を書いた人

おやつのカンデラ店主。
香川県うまれ、香川県そだち。愛すべきローカルの良さを噛みしめながら、ごきげんに暮らしています。お酒と音楽、自転車が好き。

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